今朝、朝のニュース番組を見ていると「ルッキズム」という言葉が使われていました。
長嶋一茂さんとコメンテーターのやりとりでしたが、こんなシチュエーションでした。
かなり日に焼けた長嶋一茂さん。
それを見たコメンテーターが
「長嶋さん、すっごい焼けましたねえ。メイクさんでもどうしようもできないくらいの日の焼け方じゃないですか」
それを受けて、長嶋さん。
「それ、ルッキズムですね。別に不快感は感じないですけど...」
その後司会の方が、次の話題に変えたのですが、長嶋一茂さんの話ぶりがそっけなく見えた私は、「ルッキズム」という言葉はあまり良い言葉ではないのだろうと感じました。
すこし調べてみました。
ルッキズムとは?
ルッキズムは、外見の美しさや魅力を基準にして他人を評価することです。
美しいとされる人々が優遇される一方、そうでない人々が不利な扱いを受けることが多いです。
これは、職場、学校、メディア、日常生活など、さまざまな場面で見られます。
ルッキズムの影響
ルッキズムは、個人の自己評価やメンタルヘルスに悪影響を及ぼすことがあります。
また、社会的な不平等を助長し、特定の基準に達しない人々が不利な状況に追いやられる原因となります。
ルッキズムを克服する方法
ルッキズムを克服するためには、以下のような個人的な取り組みが有効です:
- 自己意識の変革: 外見ではなく、内面的な価値やスキルを重視する。
- 多様性の受容: 美の基準は主観的で文化によって異なることを理解し、多様な外見を尊重する。
- 教育と啓発: ルッキズムについての知識を広め、偏見や差別の影響について教育する。
- メディアリテラシーの向上: メディアの美の基準やステレオタイプに対して批判的に考える。
- ポジティブな行動: 他人を評価する際に外見以外の要素に焦点を当てる。
- サポートネットワークの構築: ルッキズムに悩む人々をサポートするコミュニティを作る。
- 自己啓発: 自分自身の外見に対する肯定的な態度を持ち、自己価値を外見以外のところに見出す。
おわりに
平たく言うと、人を見た目で判断するなということなのでしょう。
日常生活ではどうしても、見た目で判断してしまうことも多いと思いますが、見た目がいい人=デキる人という公式は成り立たないことも多々ありますよね。
気を付けなければいけないなと気づかされました。
今日はルッキズムという言葉を学びました。